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婚活の心構え

婚活をするにあたり、私が考える心構えを述べます。
心構えがあると、婚活がスムーズに進んだり、大変だったときに気が楽になったりします。

結局は運

どのような相手と縁があるかは、最終的には運です。
婚活に限らず、人生がそうです。
1つ選択肢が異なるだけで、人生は大きく変わるものです。

ただし、効率良く努力することによって、自分が望む結果になる確率が上がります。
結局は運だけど努力はする、努力をして得た結果はどうであれ、それは運である。

そのように考えれば、婚活で何があろうとも多少は気が楽になります。

タイミング

恋愛や縁の繋がりは「タイミング」が重要と言われます。
同じ言葉、同じ行動をしたとしても、その時の世の中の状況、相手の心情・状況によって相手にどう思われるか、縁があるかどうかは変わってきます。

これも運の話と繋がってきますが、タイミングが良ければ、自分が望む素敵な相手と巡りあい、何も障壁もなくとんとん拍子で事が進むことがあります。
一方、逆もしかりで、普段なら上手くいっていたはずなのに、残念な結果になることもあります。

そのため、上手くいかなかったときは、タイミングが悪かったと思うのも気が楽になる方法の1つです。

チャンスを増やす

先程、「効率良く努力することによって、自分が望む結果になる確率が上がります」と書いたことと同じように、結局は運ですが、チャンスを増やすことで、自分が望む結果に近づきやすくなります。

チャンスの増やし方は色々あります。
以下は例です。

  • ダメもとでとりあえず知り合いに紹介できる人がいるか聞く
  • 結婚相談所のプロフィール写真をプロに撮影してもらう
  • ダイエットをする
  • 価値観を広げてみる

他にもチャンスの増やし方はあります。
どんなチャンスの増やし方があるかを考えて実践してみると良いでしょう。

第一印象、表面上の言動が重要

結婚相談所のアドバイザー(カウンセラー)から強く言われることは、第一印象が重要だということです。

その人の好感度や評価は、就活の面接と同じで、最初に会って数秒で決まると言われます。
これは「初頭効果」や「メラビアンの法則」と関連します。

単純な見た目も重要ですが、言動(話し方、言葉、動作)も重要です。

私は見栄えが良くなるように普段の自分とは異なる作った言動をするのが嫌いです。
相手に偽りの姿を見せて、嘘をついているように思えてしまうからです。
どっちみち最後には自分の本性がバレるので、それなら最初から本性を出した方が効率が良いだろうとも思います。
また、表面上だけ見栄えを良くして、裏で汚いことをしている人を今まで多く見てきている影響もあります。
そのため、私は婚活のお見合いや就活の面接は不得意です。

しかし、現実は表面の言動しか見られないものです。人間とはそういうものなのです。

学校生活などの強制的に毎日何度も相手と接する環境の場合は、相手との接触時間が長いため、自然体で本性のままでも信頼関係が築けます。
逆に、学校生活でずっと役作りをしていたら、ボロが出て逆効果になる場合があるでしょう。
一方、婚活のお見合いは、1時間だったりします。1発勝負です。
たったの1時間で相手がどんな人か見極め、次に進むかどうかの判断をしなければなりません。
お見合い後の初デートでさえも結婚相談所の慣習では、1時間の食事デートのケースが多いので、初回のお見合いと合わせても「たったの2時間」の対面時間しかありません。

この時間だけでは相手を知るための情報量が少ないです。
この少ない情報量の中では、地雷となる引っかかる言動の印象の割合が大きくなってしまいがちです。
その短い時間の間でこけると信頼性がある人も信頼性がない人と判断されます。
そして、逆に詐欺師のような言葉や行動が巧みな人の方が信頼性がある人と判断されます。

婚活は最初の壁を越えないと何も始まりません。
成功率を上げたいだけなら役を作る気で最初の方は挑んで、後の方から自分の本性を出して行けば良いです。
ライバルとなる同性の人も多くの人がこのようなことをやっています。
ライバルに勝てないと先に進めません。婚活はライバルとの競争でもあります。

役を作るといっても嘘をつく必要はありません。
見た目や言葉遣い、動作をそれっぽくし、地雷となりそうな発言をしなければ良いだけです。
マナーだと思ってやれば良いです。

相手と会って間もない時は、自然体の自分を相手にわかってもらえると思わない方が良いです。
第一印象、表面の言動で決まると思いましょう。

と書いたものの、私は成功率を上げたい"だけ"ではなかったため、結婚相談所の担当アドバイザーの上記のような説明には従わずに、結構自然体でお見合いしていました。
そのため、地雷発言になるだろうなぁと思うこともそう思いながらお見合いで発言していました。
私の場合は、理想の相手が見つからなかったら一生独身でいようと考え、最初から自然体でも私を受け入れてくれる方だけで良いと考え婚活していたため、そのような行動をしていました。

あくまで、成功率を上げたい場合の話であり、私のように信念に反するからやりたくない人はやらなくても良いと思います。
ただし、生活する上で世間一般の最低限のマナーがない人は、役を作るなど関係なく、マナーを身に付けた方が良いと思います。

なんだかんだ相性

私が婚活して思ったことは、なんだかんだ相性ではということです。

相手の方と話していてい何か引っかかったり、違和感があると思ったらお断りされることが多く、一方、しっくりくる方とは次に進む傾向がありました。
また、先に進める相手と進めない相手では、相手の雰囲気にそれぞれ傾向があるようにも思えました。
気のせいかもしれませんが、次に繋がるかどうかは、性格の相性があるのではと思います。

そのため、次に繋がらなかったとしても、相手と相性が合わなかっただけ、相性が合わずにズルズル行くよりかは良かったと思う気持ちで婚活をすると良いかもしれません。

切り替えいこう

婚活が順調に進まないと気持ちが沈んだり、引きずったりすることがあります。
人間は感情がある生き物なので、そういう気持ちになるのは自然なことです。

しかし、婚活は時間との勝負です。
相手の方も機械的にさばいて婚活していることが多いです。
そのため、長く落ち込まずに、気持ちを切り替え、さっさと次の活動に向かった方が良いです。

もしも、気持ちを引きずる場合は、運動したり、他の人とワイワイ楽しんだり気分転換すると良いです。

自分を否定されたと思わないこと

婚活で相手から何度もお断りされたり、結婚相談所を通してダメ出しをもらうと、自分の人格が否定されたと思うようになることがあります。

しかし、お断りされ続け、気持ち的につらくて、もう婚活を辞めようと思った瞬間に突然、良い人と何人も縁があることもあります。

お断りやダメ出しなどは人格を否定されたものだと思わずに、参考になるものは参考にし、チャンスを広げるヒントだと思うようにしましょう。

心を柔軟に

妥協したり、無理をしなくて良いですが、我慢がチャンスに繋がることがあります。

後になってから、誤解だったり、自分の考え方が間違っていたりしたことに気づくこともあります。

例を述べますと、お見合いで男性が「自炊は面倒だから普段自炊をしていません」と言ったとします。
女性は結婚後に男性にも料理をして欲しい派だったため、その発言を聞いて次に進むことをお断りします。
しかし、実際は、その男性は1人分のためだけに料理をするのが非効率と思っているだけで、2人いれば料理はするし、実家に帰省した時はいつも料理をしています。
これは一例ですが、このような些細な食い違いで、次に進まないことを判断する人が多くいます。
それによって、大きな魚を逃している人もいるでしょう。

我慢することで望んでいない結果になることもあるため、正解はありませんが、「ん?」と思うことがあっても、すぐに判断せずに、一歩置いて考えたり、相手に疑問などを聞いてみると良いかもしれません。

様々な価値観がある

世の中には、様々な価値観があります。
何十年と生きてきても新しい価値観を知ることがあります。

しかし、人という生き物は、新しく変わることに対して拒絶する傾向があります。
友人などを通して、半強制的に新しい価値観に接して始めてその価値観の価値を知ることができることがあります。

何を言いたいかと言いますと、婚活中に相手の価値観に対して拒絶することがありますが、よくよく考えてみたら、その価値観が良い価値観だったということもあります。
そのため、様々な観点があるのだと柔軟な思考を持つようにすることで、無駄にターゲットを狭めてしまうことが減ります。

1つの考えを正解と考えず、様々な考えが存在すると思いましょう。

正解はない

婚活に正解はありません。

結婚相談所のアドバイザーのアドバイスや本、このサイトが正しいとも限りません。
婚活アドバイザーでさえも間違えたアドバイスをすることがあります。
一般論としては合っていることが多いでしょうが、環境や状況で何が正解かは変わってきます。
それほど人の感情は複雑なものなので、相手の様子や状況に応じて臨機応変に対応することが重要です。

振り返る、自分を磨く

今まで説明した中に、運やらタイミングやら相性やらと書いて、次に繋がらなかったとしても楽観的に考えようというノリのことを書きました。

しかし、伝えなくても理解済みとは思いますが、運などのせいだけにするのではなく、何が原因で次に繋がらなかったのかと、しっかり振り返り、自分を磨くようにすることが重要です。

振り返った上で、次に繋がらなかった原因が自分の信念に反するものだった場合は、仕方ないので、そのときは切り替えて次に行きましょう。